テニスコーツについて書いてみたくなった何個かのこと

●さや(主にvo,keyその他g,b,drなど)と植野隆司(主にg,saxその他dr,b,key,vo,クラリネット)の二人を中心としたユニット。ベースとドラムは固定では居ない。


●ライブは二人だったり、様々な有名無名ミュージシャンや非ミュージシャンと共演したり、常に臨機応変


●高橋幾郎さんのドラムでは2003年以来今回で6回目(札幌4回、東京1回)。


●その他これまでに参加/共演した主なドラマーは遠藤さん、kujunさん、タミオーさん、鳥居さん、ホンジョウさん、yamaさん?らマジキック周辺の方々の他、石塚章太郎、岸田のんき、久下恵生、久下昌三、工藤冬里、小杉淳、ティムバーンズなどなど。


●自らのレーベル、majikickを96年より運営。今年で11周年。


テニスコーツは99年に1stをリリース以来、現在までに3枚のスタジオ録音作と、1枚のライブアルバム、計4枚をリリースしている(4枚中2枚はmajikick以外でのリリース)。


●その他の活動として、植野隆司を中心とした不定形バンド、プカプカブライアンズ(さやさんもメンバーで、現在はライブを行うとだいたい10人以上になるが、初期は植野さんとさやさんだけだったりする。母体は元宮正吾とのユニット、操行ゼロ)での活動や、大阪で半野田拓とのコラボ作を作ったり、石井聰亙監督の映画音楽制作に参加したり、DJ KLOCKとのユニットcacoyとして活動したり、PSFよりリリースされたハイライズの成田宗弘のソロアルバムに参加(植野さん、ギターで。さやさん、レコーディング・エンジニアで!)したり、鈴木ヒラクの絵やウィスット、生西康典の映像とコラボレーションを行ったり、久下さんとクゲスコーツで録音したり(最高ですよ)、二階堂さんのアルバムで1曲参加したり(大名曲、名演)、マヘルシャラルハシュバズへ参加したりと、とにかく幅広い活動。


●二人はそれぞれソロででも活動中で、さやさんは主にライブ中心で、リリースはテニス以前のソロユニット、peeping tom(96年)と、CDRでの作品「てんとうむしアンドトマト」(03年)、工藤冬里ソロと共に収録されたスプリット?作品「源におかえり」(04年)のみ。二階堂和美との「にかスープ&さやソース」(05年)ではライブ活動の他、アルバムもリリース。最近のソロでは「さやソース」をやめて?"SSaya"という名義になっています。


●植野さんは既に大量のソロ作品をリリースしていて、現在までに7枚(内容変えて再発した作品(2nd)含めれば8枚)リリースしています(マジキックより4枚、鳥取のトリより1枚、360°より1枚、コミューンディスクより1枚、HEADZ/vectorより1枚)。ソロでのライブも精力的に行っており、ここでも有名無名含め様々な有象無象ミュージシャンと共演。PSF/アルケミーの20年記念作品としてリリースされたライブ作品では平野剛のピアノと共演しており、ここでかなり素晴らしいギターを披露しています。ギター以外にもワイングラスに水を入れて淵を擦って音を出す、グラスハープでの演奏も行っています。全編グラスハープでの作品もリリースしています(ジャケが鈴木ヒラクで、これもまた素晴らしいです)。


●ここ数年は、ソロ含め毎月のようにライブしています。map主催のイベントに参加することで、海外ミュージシャンとの共演が増え、様々なミュージシャンとの親睦が深まり、特にディアフーフと意気投合し、ディアフーフのメンバーの別ユニットの GORGE TRIOにはさやさんが参加しました(ボーカルのさとみさんとのユニットのお話もありましたが、いつか必ず実現して欲しいものです。最近のディアフーフは凄いですね、大人気で。ハリウッドスターからレディオヘッドの人達まで色々絶賛の嵐。しんじられないほどです。12/15にはアルバムも出ます。一人メンバーが抜け、3人になったみたいです)。その後は海外での活動も多くなり、最初にマヘルでグラスゴー(パステルズやその周辺と繋がって、今年は、日本が大好きなビルウェルズ含め、ジェラルドラブも参加してレコーディングしたみたいです。録音はノーマンブレイクで!)。その後は再びマヘルでアメリカへ。マヘルではレッドクレイオラとのライブや、テニスとしてもディアフーフ/カーテンズとのライブ共演を。さらに去年10月、日本大好きなchapter musicのガイブラックマン(日本に長く滞在していたミュージシャンで、cloverからリリースもしている)の招聘で再びマヘルと共にオーストラリアへ行き、ジョアンナニューサムやジョセフィンフォスター、ローレンスイングリッシュ(レーベルroom40を運営するミュージシャン。このレーベルから当地でローレンスとともにレコーディングした音源を来年リリース予定)、Essendon Airportと共演(オーストラリアライブの模様はyoutubeにたくさんあります)。今年4月にはビルウェルズの招聘でマヘル、二階堂和美、カマアイナと共にロンドン、スコットランドツアーへ。その後テニスのみでスウェーデンデンマークなどでライブ。この時偶然出会ったらしい、スウェーデンのユニットTAPE(hapnaという素晴らしいレーベルを運営。TAPEのアルバムはHEADZから日本盤もリリースされています)の招聘で、今年10月に再びヨーロッパツアーへ行き、再びライブの他に様々なレコーディングを行ったようです。


●長くなりました…ちょっとぐだぐだになって来ました。まだまだ書きたい事はたくさんありますが、とにかく最近のテニスコーツは大充実しているということです。なのでライブがとにかく楽しみです!まずはライブを見て下さい!ジャンル問わず色々な方に見て欲しいです。帰省される方も多いと思いますが、30日までは居てくれたら…逆に帰省された方はぜひ来て下さい!よろしくお願いします! weird-meddle record 秋庭


●ここに書いてから気付いたけど、こっちより正確に詳しく(あたりまえだけど)書いてましたよ、ここに。
http://d.hatena.ne.jp/veno/about
見て下さい!クゲスコーツを書き忘れるなんて…「絵空葉書」を書き忘れるなんて…(書き足した)