meddle2007-12-24

AFTERHOURS Issue#24

¥2,520
A5 186pages 3 BONUS DISCS (2CD+DVD) +1 BONUS BOOK


特集1:
Reykjavik!Reykjavik!Reykjavik!
〜氷の国の小さな互助会風ミュージック・コミュニティー
人口30万人、北海道ほどの極北の国、アイスランド。この国から輩出される個性豊かなミュージシャンを生むこの国の謎を探るため、レイキャビックのシーンに深く潜った。Mumオルヴァルをツアー・コンダクターに、ミュージシャン、レコード・ショップ、レストラン、バーと巡るうちに、濃密な地域コミュニティーの大事さ痛感しつつ、効率ばかりを優先した大都市が失ったモノ作りの“種”をそこに発見。音楽業界のビジネス・モデルを盲信するバカ必見。レイキャビック観光ガイド付き。


特集2:
Future Friends of Brooklyn
〜ニューヨークの片隅に咲いた脱拝金主義者のためのDIYコミューン“メジャーに対抗するインディ”という構図が有名無実になった今、治安の緩いブルックリンの倉庫街では新たなムーブメントが起きている。脱拝金主義を旗印に集まったアーティストたちは、使われなくなった倉庫を住まい兼多目的スペースとして活用。ヴェニュー、ギャラリー、レコード・ショップをオープンさせ、独自のコミューンを形成している。アニマル・コレクティヴ等がシーンの表舞台に去った今、そのコアなメンタリティーはその後輩たちによって次の社会現象を生み出している。


特別企画:
KIM HIORTHOY
〜最新全仕事紹介&アート・スタジオ・レポート
本格的な個展を終えたばかりのキムをベルリンに急襲し、最新の仕事と彼の自宅兼スタジオをレポート。コラボレーションで被り物も作りました。


その他:
・孤塁の人〜PLUSHが噂の最新作を語りつくす?
・満身の人〜HIM最新作レコーディング・レポート
・気質の人〜ハンドメイド・ヴァイナル職人、PETER KINGって何者だ?
 ……他


【DISC1/CD1】Newfangled Reykjavik


Seabear/Skakkamanage/Olof Arnalds/Reykjavi´k/Reprasensitive Man
FM Belfast/mr.Silla and Mongoose※/Kira Kira※/Paul Lydon※
Lost in Hildurness/Kitchen motors
(※previously unreleased)
特集1「Reykjavik!Reykjavik!Reykjavik!」に登場するアーティストのオムニバス。
コンパイラーはMumオルヴァル。書き下ろし多数。


【DISC2/DVD】Rafskinna〜Japan Edition


Bjork/Gus Gus/Skakkamanage/Ghostigital/
Hugleikur Dagsson/Inga Birgisdottir/Kristjan Lodmfjord
Rass/Hikaru Toda
特集1でも登場するアイスランドの新創刊DVDマガジン『Rafskinna』の日本用編集版。
Bjorkを筆頭に撮り下ろし企画映像多数。字幕は日本語。


【DISC3/CD2】Future Friends of Brooklyn & More


Japanther/The USA Is A Monster/Awesome Color/Big A Little A/Animental
Plush※/HIM※/GLORYTELLERS※
(※previously unreleased)
特集2「Future Friends of Brooklyn」に対応した音源に、
アルバムに先行するPlush、HIM、GLORYTELLERSの新曲を収録。


【BONUS BOOK in BOOK】KIM HIORTHOY/What We Must


KIM HIORTHOY
スイスのアート系出版社、Nievesから2004年に限定100部で出版され、
とっくに絶版のイラスト集を完全復刻。


なんと、書いた事もない原稿というものを依頼されまして(光栄です)、書かせて頂いたのですが、
1ページまるまる載っていて本当にびっくりしました!まさか!です…想像では半ページだったので。
札幌のちいさなちいさなちいさな、ほんとに人が5、6人いたらぎゅうぎゅうな程度の広さの
ちっちゃい、1人でやってる札幌の店がこんな大きな扱い(ちなみに他はいつも通り全て東京のお店)
でいいのかよくわかりませんが…ほんとうに!嬉しかったです!
他のお店は全国的にもとても有名なところばかりなので、あたりまえな感じで載っていますが、
そんななか、ほんと唐突に、なぜか、載っています…違和感バリバリです。
しかも書いてることも、いつものテニスコーツのこと(絶対書くつもりでしたが)とか、
鈴木昭男さんとか…手前みそというか、ごく個人的なお薦め作品について書いたようなものなので
(まあ1人でやってる店なので、そうなのですが)、とてもとても恐縮です…つたない文章で1ページも…


しかし、本当に嬉しかったです。
アフターアワーズはまだタワーで働いてたときに第1号が出て、その時からずっといい雑誌だなーと
思って買い続けて、店を開いた今は当然店に置き続けてて…ほんとうにずっと、数少ない信用出来る
音楽雑誌だと思って読み続けて…店に置きたいと思って初めてアフターアワーズへ直接お願いメールを
したときも、かなり暑苦しい思いを書き綴ったメール書いたりと…そんな感じで…感慨が…かなりでした。
原稿依頼されたときも、すごい嬉しかったけれど、自分でいいのかと思って悩みましたし…
でもほんとに嬉しかったです。
次回があってもなくても、今回こうして尊敬して信用してるものに関れた事がほんとに嬉しかったです。
ありがとうございました!
これからも読み続けたいので、本当にがんばって欲しいです。
この御時世にほぼ自費で雑誌を作り続けてること、その行為自体が、本当に励みになります。


軒並み潰れてゆく東京レコード店…来年はさらに…という話もいろいろなところで聞きます…
自分も例外ではありませんし、しかも絶対数がとにかく少ない小さな札幌という街で、いったい
いつまで続けられるのかもわからないくらい♪ギリギリでいつも生きていたくもないのに、ギリギリな
毎日を生きているので…日々不安定な状態の中でも、がんばって行こうという気持ちにさせられます。


今号を隅々まで見ましたが、なんと、広告が一切なかった…!!たぶん、初めて。
これには本当にびっくりしました。いったいどうやって作っているのでしょう…か…
ずっと読み続けたいです…
そして自分もがんばってやり続けて、またいつか依頼がくるよう日々精進したいです。