■Ian Simmonds - The Burgenland Dubs (MUSIK KRAUSE) CD/LP


ACID JAZZ全盛期にSANDALSとして活動し、その後ソロでもK7からアルバムをリリース
していたイアンシモンズが、どういう経緯かはわからないけど2005年にドイツの
ROBAG WRUHME-WIGHNOMY BROTHERSのレーベルFreude Am Tanzenのサブレーベル
MUSIK KRAUSE(どっちも素晴らしいレーベル)よりシングル(素晴らしかった!)を
リリースして突然復活して驚かせてくれてから、これまでに4枚のシングルを
リリース(どれも素晴らしい)して、とうとうアルバムをリリース!
ミニマルテクノ、ハウスをベースに、ダブ、アフロ、ラテン、ジャズの要素を
加えて、スモーキーに、生演奏もたっぷり絡めながら展開する、他にありそうで
ない、元SANDALSのイアンシモンズならではな音を聴かせてくれる好盤です!


Pan Sonic / Haino Keiji - Shall I downroad a blackhole and offer it to you (Blast First Petite) CD



2007年にベルリンにて行われたライブ録音作品(録音がBJ NILSEN!)。
何のギミックも何もない想像通り(笑)な灰野さん&パンソニックの音が、
重く太く力強く爆音で重なって、消えてゆく…緊張感が伝わってくる全10曲、
たっぷり77分(ほんとはもっと長いんだろう…けどもう十分です。お腹一杯)。
1曲目から電子音みたいな灰野さんの声から始まって…パンソニックもぶっとい
低周波でブーーと来て…決して暗黒とか幽玄とかそんなんじゃないです。3人が
ノッてやってるのがものすごく伝わってくるライブ。最高です。灰野さんは
いつでもどこでも常に灰野さんで(笑)パンソニックもパンソニックでした。
相性抜群です。2曲目とかビートも入って来てめちゃめちゃかっこいい!
そしておかしい(笑)灰野さんの絶叫も絶好調で…いや、まじでかっこいいです。
ATAKからのDVDってのも、そういえばありました…