Tenniscoats / All Aboard! (Chapter Music) CD



札幌で、高橋幾郎さんと録音したアルバム、All Aboard!が7月6日に発売されました。やっと。。


録音時期はほぼ05年から09年。
最近のライブではマイクを使わず、エレキギターも使わないことが多くなっていて、
このアルバムの雰囲気は少し前の感じなんですが、いま改めて聴くととても新鮮で、特に
札幌ではおなじみの高橋幾郎さんのドラムと、二人の電気オルガン、エレキギターの絡みをしっかり聴けます。
札幌のライブでいうと、旧あぐら家具(06)や北専ギャラリー(07)、ベッシーホール(08)でやったときの感じですね。
録音もその頃の物が中心です。


ライブの合間に忙しく録音したりするので、この録音のためにいろんなことが起こりすぎました。。。
僕は録音自体には全く関わっていませんが、もうこれは出ないんじゃないかと思ったりしたことも何度もありましたが…
こうして無事発売されて、感慨深いです。
本当に嬉しいです。


何度も何度も一緒にライブをやってきた高橋幾郎さんとの相性は最高です。
二人の歌やギターが生き生きしてるのが伝わってきます。
高橋さんとでなければ、こんなアルバムにはなってなかったはず。
「もしゃもしゃも」や「ブーツ…」や「レティティノ」、最高です。
たぶんあぐら家具のライブで初めて聴いた「シンプル・リ」「風致地区マン」、名曲です。
ライブで何度も何度も聴いた「夢はすっきり」ももちろん、最後の「20アームズ」(これだけ2010年録音)も植野さんの歌声がすごいです。。
あ、あと録音したリチャードスタジオにたまたまあった、あのステンレス製のギターの音も重要?だった。
(「もしゃもしゃも」は、そのギターの音から通称"ZZ TOP"とか言ってました。)
たかしんぶんより


はじめはライブと同じようにスタジオで演奏したのですが、
それは結構音もラウドで荒くてたまに割れてたりもして、かなり個人的にはかっこよかったのですが、
しかしさすがにそのままでは出せないということで…その後時間をみつけては少しずつ何度も声やサックスなどいろいろを
オーバーダブもして、音も丁寧にしていって、大城君がマスタリングもやって…そして
ジャケット変更や流通や発売日やいろんな変更あって……本当に長い時間かかりましたが、やっとリリース!されました。


今までリリースされて来たアルバムとは全然違う雰囲気のものなので、ぜひ聴いてみてください。
札幌でライブを観に行った感じです。
楽しんでくれたら嬉しいです!
僕は大好きです。