2005/10/10 wrong movements 7 "DJ KLOCK"

ライブ演奏はトラブルがあったものの、最高でした。
dj klock、manimaともに楽器が上手くてびっくりした。
上手いというか、選ぶ音色、メロディ、すべてやっぱり独特だと思った。
使いこなしてる感じ。自分のものにしてる感じ。
そして自分はそれが大好きだってことも改めて感じた。
2曲目のビート無しの、フルートとキーボードだけの曲のメロディを聴いたとき、
ほんとに呼んで良かったって思った。泣きそうになった。
2年前からこれをずっと待ってたんだなって思ってぐっと来た。


あとDJクロックはDJだけのひとではない、ということが良くわかった。
いろいろな引き出し、感性があって、それを表現するのを
常に模索してる。探ってる。考えてる。真剣に。
新しさではなく自分らしさを。


そしてなぜかライブに自分も参加!!してしまった。(タンバリンで)
しかし演奏と呼べるようなものではないので問題ない。合図、効果音担当みたいな。
上手くもなく、何も楽器のできないような自分が参加して台無しになるような
事態はさけれてるし、そんななのにずうずうしく「楽しそうー」とか思って
参加したりするのは本当に嫌だから。金払って聴いてる人が楽しいわけがない。


DJはほんとうに素晴らしく、感無量でした。
確実な演奏力のあるジャズプレイヤーが、てきとう、ではなく
自由かつ魂込めて演奏するのと似ている。
いろいろな、一瞬の閃きがたくさんあるかんじ。
それを刹那に、ダイレクトに表現する、ライブだった。
完全にライブだった。ほんとうに素晴らしかった。
スキルにあまんじてないところも最高。
テクニックに溺れてない。別にスクラッチが上手けりゃいいってもんじゃない。
いつもいろいろ考えてるからライブ中に一瞬のいろんな閃きがあるってことが
良くわかる。


全出演者それぞれに見どころ聴きどころたくさんでお腹いっぱいだった。
qoはまたいつもと違う印象で、たて続けざまにライブが
あっても、ほんとに飽きさせないです。
彼等もいつも考えてるのが伝わって来る。


特別参加の西村さんのトランペットが素晴らしいのは前から知ってる。
ほんとに良かった。しかし、
それに負けないくらいの存在感を出せるはずの本山君のギターがおとなしかった
のが残念だった。ほんとに残念。個人的に勝手に悔しかった。
あと30分くらい見てみたかった。
いやしかし、あれも彼等が考えて決めた事なんだろうけど。。
勝手にすいません。


来てくれた方々、ほんとにありがとうございました!
DJ KLOCK、最高でしたよね。