二階堂和美 / ニカセトラ 12/5発売!



とうとう、満を持して、正式発売されます!
にかさんのカバー集が。


そしてにかさんHPには特設ページも出来ています。
http://www.nikaidokazumi.net/special/nikacetera/


ここに書いてある…
「15ページ3万字に及ぶインタビュー曲解説 "ニカセトラのエトセトラ”」
というのがありますが(15ページ3万字…って…すごすぎです笑)、なんとこの、
15ページ3万字っていうのに関わらせて頂きました!!!!!!!!
これは自分にとって、今年一番の大きな出来事でした。


にかさんからCDRが送られてきて、本当にそんなに期待せず、前作前々作同様の
ものを想像しながら、トレイにのせ1曲目、いい曲だなーいい声だなーくらいに
聴いていたら、その曲の驚きの展開にびっくりして鳥肌立って震え、2曲目では
涙が流れ、そのまま聴き続けて5曲目では涙が溢れすぎて手で覆ってた。
(っていうかお客さんがその間全然来ていない事も問題です…)
それくらい感動して涙して…その勢いのままにP-VINEで働く友達へ電話したときは声も震えてた。
そしてその後、にかさん本人に電話してその震えて泣いた感動をうっとうしい
くらいに伝え、ひとつひとつの曲について聞きたい事をひとしきり聞いていました。
興奮気味に。そしてその時の話の流れで…このライナーの案を聞き、志願して、
こんな大仕事をやらせて頂く事になりました。
本当にありがとうございます。


インタビューは、二日間に渡って電話(スカイプを使って会話を録音しながらやりました。
色々協力してくれた古立君、ありがとうです!)で話しました。合計約4時間に渡って(笑)
それを文字起こし(手伝ってくれた川口君ありがとうです!大感謝)してまとめるまでの
締め切りがわずか四日間… 正直大変でしたが、とてもやりがいのある光栄な仕事でした。
結局インタビューと言っても、札幌に来てくれたときにいつも話すような雑談に
近く(笑)、それがあまりに長時間になり過ぎて、かつ、話も大きくそれてしまったり、
つっこんだことを聞いてしまって載せれなかったり、にかさんもたくさん語ってくれて、
そこにも載せれない言葉がたくさんあったりと…その時間はとても、普段あまり聞く
ことの出来ない、にかさんのいろんな思いをたくさん感じることの出来る、貴重な時間でした。
しかし、それを録音したものを聞きながら、起こしてまとめるのはかなり大変でした。
当初は字数を気にするところもあったので、自分の言葉や質問部分は限りなく省き、
たくさん語ってくれたにかさんの言葉を中心に、話が前後してるのをくっつけたり、
自分の言葉/質問をうまいこと省いてにかさんの言葉だけをくっつけたりと、それはもう、もう…


そしてなんとか締め切りまでに終わらせて送って、後日最終的にまとめたものを見せてもらったら…
なんと字数が増えてる(笑)
インタビュー時ではなく、はじめに興奮して電話で話したときの言葉や、敢えて省いて
いた言葉なども、にかさんが思い出して書いてくれてました。たしかに随分夜遅い中で
やっていたので、インタビュー時はPV撮影後で疲れて冴えず、本当はもっと話したかっ
たことも話せてなかったところがたくさんあったと思います。インタビュー時には詳し
く話せなかった事もたくさん盛り込まれ、さらにメールでも追加で質問してやり取りしたり、
それらを全て盛り込んだ、全く字数を気にしてない(笑)、かなり膨らんだロングインタ
ビュー解説になっています!
これは、必読です。にかさんの、いろんな思いが込められた言葉がたくさん詰まっています。


このやり取りの中で、自分の中で、本当に貴重な言葉を聞けて、そしてそれをライナーに
残す事が出来て嬉しかった箇所があります。それは、本当に嬉しかった。
そこも、本当はもっとたくさん色々話されているのですが、自分がまとめる際に詳しくは
省いて一部だけ残しました。
なぜならそれは、この作品を聴けば十分に伝わってくることですから。
ただ聞きたかったんです。思いを。にかさんの口から、にかさんの言葉で。


いろんなことがあって、それを越えて、いろんな経験を踏んで、そしてあの作品が
あるんだと思います。
初めて聴いたとき、そういうことがたくさん蘇って来て、いま二階堂さんが作りたい
ものがこういうもので、そして出来上がって、いまこうして、聴いてるんだって思ったら、
本当に涙が溢れた。


今後がもっと、楽しみになりました。
そしてそのアルバムをひっさげて1月に札幌に来ます。
時計台でワンマンでやります。とても楽しみです。