weird-meddle record / 東京都中央区築地6丁目3-8 / 03-6264-3635

28、29と、本当にめちゃめちゃ疲れた二日間でした…
けどあんなに疲れても、その疲れた事よりも何よりも、
思い出すのは演奏時のことばかりです。
いや、本当にすばらしかったです!二日間、全員最高でした。


毎年来てるし(呼んでるし)年々こっちの(見る側の)ハードルだって
高くなってるし、どこかに彼らの「停滞」みたいなものがあったって、
全然おかしいことじゃないのに、年々、見るたびに凄みの増した演奏を
聴かせるのって本当に…狂ってる。おかしいです。


Temporachaリリースされて、それをひとしきり聴いてからは、実は、
最近はそんなにテニスも聴いてなかったし、年末に来たばかりだったから、
今回来る前も、今までみたいな興奮もほとんどなく、かなり冷静な感じ
だったんですが、まず、やっぱり、改めて…幾郎さんと、さやさん、
植野さんの相性が年々増してる。
一瞬で、本当に一瞬で、会っていなかった時間を埋めるような音の会話?
みたいなものがリハでまず行われる…!
めちゃめちゃハッとさせられた。出前で頼んで食べた皆の丼洗ってる手が止まった。
リハ時がとにかくすごすぎる…
今度来たときは、もしかしたらリハを一切しないほうがいいかもしれない(笑)
それくらい、あれは、大事な瞬間なのかもしれない。と思った。今。


リハのあれは、久しぶりに会ってまず最初の会話だから、もうその後二度と、
その時と同じ衝撃は無い。
本番は、実際久しぶりに会ってから二回目(ないし三回目くらい)の会話?みたいな
ものだから、ほんの少しだけ慣れてしまってる。
最初の瞬間の衝撃を経て、ほんの少し慣れてからの会話。
だから久しぶりに会って、まず最初に3人で出す音が、何よりも重要なのかもしれない…


けどだからといって、リハはあくまでリハで、そんなに長くもやらないし、なので
本番に衝撃が全くないとかでは全然ないんですが、それでもやっぱり最初の衝撃は…


もし、サウンドチェックだけをして、リハを一切やらずにいきなり本番で長くやってみたら、
いったいどうなるんだろう…考えてみただけでも恐ろしい。
全くリハをせず、演奏する側も、全く何もわからず少しも慣れず、何が起こるかわからないまま
本番でいきなり演奏したら、すごいことになりそう。あまりに賭けですが…


初めてカウンターアクションでやった2005年のライブはそんな感じに近かったかもしれない。
思い出してみれば、リハもほとんど短い時間でサウンドチェック程度しかできず、
さやさんも幾郎さんに、「祭りみたいな感じでお願いします」(笑)とか言ってただけだった。
幾郎さんは当然「?」って感じだったと思うのですが、それでもあのときのライブは幾郎さんが
とにかくすごくて、さやさん植野さんもいい感じに煽られて、かなり乗って演奏してて、最初から
最後までミラクル続きだった。感動して泣いてる人が何人も居た。自分も泣いた。
あんときの最後の「マイカー炎上」は忘れられない。


こんなこと思うのも、あの3人だから、なんですが。
曲をやるにしても、全くなぞるだけじゃないし、即興多めで、曲がなかなか終わらなくて
いい感じに延びていったりするし(マジカルキャンプもそのせいで少し押しましたが…最高でした)、
それくらい、相性、呼吸、間、が合うし掴めてるんだと思います。
会うたびに、年々。演奏を重ねるたびに。


しかしそれでも28日、本当に素晴らしい演奏でした。偶然生まれたあのノイみたいなミニマルとか、
リハではエレキとドラム叩いてやった「砂漠」も本番ではいきなりアコースティックでやって、
あれは本当に素晴らしかった。幾郎さんの合わせ方に感動した。
前半の流れは本当に素晴らしく、幾郎さんと生西さんの映像の合い方に本当にドキドキして、
そしてその後テニスの二人が入った時は、感動して黙っていられなくて、一人で裏でそわそわしてた。
リハのとき同様に。
いま、何かが起きている…!と。


そう、そして生西さん。28日、生西さんは全編に渡って、ずっと映像を流していたのですが、
ほとんどどんな曲をやるのかわかってない状態だったのに、なんであんなに合うのか!?と
びっくりした…


(続く…)