「二階堂和美」漬けの3日間(初日)

meddle2004-08-02

6時半開場、7時、音砂スタート。相変わらずいい声してんなあと思ったよ。水玉さがし。キーボードが落ちたりしてハプニングもありつつ気合いの入った演奏を見せてくれました。留美さん。朗読の曲がかなり良かったですよ。a little fish into…。中川君のコンセプトに基づいた中川君の曲による中川君のユニットでした。彼の繊細さが良い形で表現されてたので安心して見れた。今後も期待してます。そして先程とてつもなく申し訳ない気持ちになった二階堂さんのライブ。明日PAをやっていただく高橋さんの横、入口付近の一番後ろで見ました。登場後の挨拶はとても照れくさそうだったのですが、いざ歌い出すとかなり入り込んで歌う!!リハ時に抱いた印象を完全に覆された。また申し訳ない気持ちになった。まず歌っている時の笑顔が最高。目を閉じて世界に入ってじっくり聴かせるし、動き回って踊りつつマイクから離れてボーカルの音量を緩急つけてコントロールして歌う彼女に、歌に対する天性の勘の良さみたいなのを感じた。計算も少しあるかもしれませんがほとんどあれは感性だと思いました。聴き手を集中させる、彼女の感性から来るエンターテインメント性溢れるステージに驚愕。完全に楽器として機能された歌声のなかに感じる、彼女の内側からしっかり表れる切なさや哀愁が胸を打つ…。何度も泣きそうになりました。あまりにも入り込んでいて回りが見えなくなっている瞬間の彼女に感じる狂気や、ニコニコして歌う時のユーモア溢れる変な声、などなど書いていけばきりが無い程の引き出しの多さ、イルリメの曲を完全に自分のものにしている彼女の懐の深さ。本当に感動しました。リクエストした「夕方」は絶対ライブの方が良かったです。そう思ってリクエストした甲斐ありました。一人で聴いてたら泣いてました。「あいがあふれる」も凄かった。いろんなものが迸ってました。